キャンバスについて

ミッション

"きもち" を "かたち" に

障がい者の きもちをアートという かたちに。
障がい者アーティストを応援したい きもちを かたちに。

 

「障がい者×アート」の事業を立ち上げた理由

妻のケガをきっかけに、障がいのある方の働ける場所や機会も限られ、貧困率が非常に高いことを知りました。

障がいのある方は、プログラムの一環として福祉施設等で絵を描くことが多く、作品は想像できないような表現に溢れ、不思議な世界観が広がっています。
この事実を多くの方に知ってもらうと同時に、福祉施設で描かれた後、誰の目にも止まらず埋もれてしまった作品で、障がいのある方を金銭的に支援できる仕組みをつくれないかと考えました。

資金のない自分が金銭的な支援を実現する方法として寄付という手段を選びました。他人のためにお金を使った人は、自分のために使った人より幸せ指数が高く、寄付することは家庭の所得を2倍にするのと同じくらいの幸福度に貢献するという研究結果[*1]を参考に、「寄付者」と「障がい者」がともに豊かになれるオンライン寄付サイトの設立に至りました。

[*1 エリザベス・ダン, マイケル・ノートン「『幸せをお金で買う』5つの授業」,KADOKAWA,20142,185-192ページ]

 

一般社団法人キャンバスの役割

アートを通じた障がい者の自立支援

  • 障がい者総数は約964万人で人口の約7.6%
  • 身体障がい者436万人、知的障害者は109万人、精神障害者は419万人
  • 障がい者数全体は増加傾向にあり、在宅/通所の障害者は増加傾向

公的/民間企業に就労している障がい者数=約49万人弱
(就労している障がい者数の内、身体障がい者が約70%をしめる)

  ※令和3年内閣府「障害者白書」参照

障がいのある方はない方に比べ、貧困率が2倍以上という調査[*2]もあります。
[*2 山田篤裕・百瀬優・四方理人(2015)「障害等により手助けや見守りを要する人の貧困の実態」『貧困研究』No.15,pp.99-121]


平均賃金について

 

 [*3 2018年度 厚生労働省の賃金構造基本統計調査の概況参照]
 [*4 2018年度 厚生労働省の障害者雇用実態調査結果参照]

 

働く理由として、生活するためにお金を稼ぐ他に、人とのつながりや誰かの役に立ちたいという気持ちもあると思います。

  • 自立して生活したい。
  • 誰かの役に立ちたい。
  • 「ありがとう」と言われたい。

働きがいを感じ活動することは、障がい者の方も同じではないでしょうか。
それに対し、ひとつの手段として、障がい者の方が手掛けた作品や制作過程が評価され、報酬を受け取れる寄付者参加型のコンテストを実施します。

 

どんな活動をするのか

寄付者参加型のコンテストを開催し、寄付者に選ばれた作品の障がい者アーティストに賞金を支払います。また障がい者アーティストに適正な評価と報酬が得られるようブランディングや企業とのコラボレーションを行います。

コンテストの仕組み障がい者アートコンテストの仕組み

ふるさと納税により寄付文化が浸透してきましたが、日本のGDPにおける寄付額は、欧米に比べ少ない結果[*5]となっています。その理由のひとつが寄付に接する機会が少ないからと考えています。

日本 寄付額

そこで、寄付者が応援したい作品を選び、直接選考に携わる形式にし、より多くの方が障がい者アーティストの作品に興味を持つきっかけを作ると同時に、寄付にふれる機会を作ることにしました。

  [*5 日本ファンドレイジング協会「寄付白書2021」参照]

 

SDGsの取り組み

SDGsは2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標です。

日本でも取り組み強化が加速しており、企業の与信基準や株主総会の議案にあがるなど、信頼ある企業活動を行うための必要不可欠な対応となっています。

すべての企業がSDGsに取り組める仕組みを目指して

企業のみなさまと連携/協業することで可能となるSDGsの目標達成を目指して活動を行っています。 

「①貧困をなくそう」「③すべての人に健康と福祉を」「⑧働きがいも経済成長も」「⑩人や国の不平等をなくそう」「⑰パートナーシップで目標を達成しよう」とした分野を対象に、障がい者の社会参加と経済的自立の基盤づくりを通して、企業/個人の価値向上に貢献します。

障がいの有無にかかわらず、誰もが働き、暮らし続けていける「持続可能な社会」を構築するために、事業パートナーとして連携/協業していただける企業のみなさまを私たちは必要としています。  

 

一般社団法人キャンバスに込めた思い

障害というフィルターをかけず、作品を純粋にアートとして見て欲しいので、障がい者を連想させる団体名にしていません。

人生はキャンバスに絵を描くことに似ていると思っています。

アメリカの俳優ダニー・ケイ氏は、
Life is a great big canvas; throw all the paint on it you can.
「人生は大きなキャンバス。あなたの持てるすべての絵の具で描け。」と表現しています。

人生は思ったとおりに描けないし、そもそも自分が何を描きたいのかもわかりませんが、日々キャンバスに新しい色を重ねています。ひとりひとりが違う色を、それぞれの手法でキャンバスに表現しています。

作品を応募した障がい者アーティストの「キャンバス」をより多くの人が知るきっかけを。
作品を応募した障がい者アーティストの「キャンバス」で応募者の生活が豊かになる支援を。

法人名 一般社団法人キャンバス 
所在地 東京都千代田区平河町1-3-6 BIZMARKS麹町
代表理事 中澤 俊太