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部落差別や広義の障害者差別は解消されつつありますが、ミクロの単位だとネットで「このメンヘラ」「アスペ」「精神障害者と一緒にいるとこっちが精神やられる」「アタオカ」などと言われることは少なくありません。こちらがどんなに「これはこんな特徴のある発達障害で、だからこんな対策をしていて、だけどこんなことが起きてしまって……」と説明しても、「もういいもういい、命を盾にする人はいらないから」と、みんな薄笑いで並の様に引いてしまう。
　私達は、精神障害者は、死と隣り合わせ、希死念慮と隣り合わせの「社会的に面倒くさい人間」を見つめてよ。目を逸らすなよ。そんな気持ちをこめて、ズタズタのいばらの二重冠（部落解放の象徴です）の奥から尚笑う口、それに伸ばされる手、というモチーフでコラージュを行いました。この手は私の手、口は自分のものです。
　本当は、私を笑う人の口を使いたかったのですけどね。

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制作用具
• デジタルアート

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制作風景

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プロフィール

成人してから発達障害（ASD、ADHD）及び二次障害の双極性障害、睡眠障害の診断が降り、現在障害者雇用で地方自治体のパートをやっているしがない創作者です。ASDの特性と双極性の躁鬱があいまって過激な暴言や自死を仄めかす発言が多く、人にすぐ嫌われる「人間関係ホッパー」です。自業自得と言われればそれまでですが、陰口や直接的な害を与えらえるいわれはないと考えます。
　同名でnoteにてエッセイを、カクヨムにて小説を書いています。よろしくお願いします。