ニシキゴイ [作者:【全盲の画家】オバケのタムタム]
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作品名:ニシキゴイ
アーティスト名:【全盲の画家】オバケのタムタム
【ニシキゴイ】
目が見えないため、粘土で下描きをして、それに貼り絵をすることで絵を描いています。
ニシキゴイのゆらゆらしている姿を現すために、
和紙を使って貼り絵を施してみました。
また見えずにハサミで形を作るため、
丸の形が一番作るのが難しいのですが、
可愛いかなと想像してたくさんあしらってみました。
時間がかかった作品です。
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【制作用具】
水彩絵の具
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【制作風景】
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【プロフィール】
16歳で、網膜色素変性症という難病が発病。
徐々に視力を失い現在は両目とも失明。光も認識出来ない。
幼い頃から創作が好きで、20歳から児童文学を書き始める。
長く障がいを受け入れることが出来ずに
引きこもりのような生活を数十年送る。
ふと年賀状の絵を描いてみようと思い立ったことがきっかけで、
完全に全盲になってから絵を描き始める。
視覚三原色のみを使用した水彩画や、
凸凹の触感を活用した貼り絵など全盲ならではの表現技法を
独自に編み出しながら、今では450作品ほどを製作。
2020年からインスタグラムも開始。
作品の写真撮影を同居の家族が行い、
SNS掲載等は東京で働いている息子が担当。
身近なものを触ったり、分からないものは
パソコンでネット検索(文字通りのブラインドタッチ)をして
対象物のイメージを深めていく。
昔の記憶から作品作りを行うことも多い。
好きなものは、春の匂いや鳥の声。山菜と海産物も大好き。
夢は絵本と詩画集を出版すること。