竜の子 [作者:天野宮　風説]

2024年の年賀状の為に制作したイラストです。
今年の干支は竜ということで、竜を描こうとしましたが、描くことがとても難しくて、描き方を調べてみたり色々な竜を調べて参考にしても、自分らしく描けないことに悩んでいて、なかなかペンが進みませんでした。すると、母から「竜ならタツノオトシゴもありだよ、竜じゃないとダメなんてルールはないよ」とアドバイスを貰ったことで、自分自身が凝り固まった固定概念に拘りすぎていることに気づかされました。タツノオトシゴもOKならいける、と自信を持ち、早速タツノオトシゴの写真などを調べて、このタツノオトシゴのイラストを描きました。
特に頑張った所はタツノオトシゴの頭についている宝石の角です。最初はただの円柱型の角だったのですが、書いているうちにもっと宝石らしくしようと思い、鉱石っぽくギザギザを書き込んでみたり、グリザイユ画法を使って塗ってみました。
遺跡にあるような壁画やステンドグラス風、アルフォンス・ミュシャっぽい雰囲気にしたかったため、影はあえてつけていません。

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【制作用具】

• デジタルアート

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【制作風景】

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【プロフィール】
自閉症スペクトラム。
3才の頃に漫画の世界に出会い、広告の裏側、メモ用紙、コピー用紙などの好きな紙と鉛筆とペンがあれば、キャラクターを真似て表現豊かに毎日毎日描いていました。
そのうち、自分のオリジナルキャラクターや世界観を考えるようになり、現在に至っております。
また、「色」にとても拘りを持ち、自分なりの色の配色があります。